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株式会社測商技研北陸
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斜面崩壊時の通行規制警報システム

大規模なシステムの複雑さを一気に解消

 道路脇の斜面崩壊時における通行規制警報システム
 
【時期】2008年
 
【場所】沖縄県県道南風原知念線において、
 
【概要株式会社ホープ設計様に、斜面崩壊時における「通行規制警報システム」導入いただきました
 
◆以下本文◆
 
全13ブロック、全長およそ1kmにわたる区間において、
斜面に伸縮計2台と落石用ワイヤーセンサー2台を各ブロックに設置。
異常発生時には即座に警報が発生するシステムです。

警報伝達の手段としてはスタンダードなサイレン・スピーカに加え、
電光掲示板「メッセージボード」を区間内に4台設置しており、
ドライバーや歩行者の方により詳細な情報を伝達することが可能です。
 
同時に責任者への警報メールも送られ、
異常発生後の復旧作業もスムースに行えます。

また、伸縮計については定期的にデータを蓄積、
変動の傾向を細やかに確認することが可能です。
基本的にエリアの規模が大きくなるほどシステムは複雑になりがちです。

監視現場内を通信ケーブルで結び、
そのケーブルを空中架線で道路を渡して制御装置まで送る
・・それだけでもかなりの作業量になります。
 
今回そういった問題を一気に解消したのが小電力無線を利用した
「ソーラー式無線警報システム」」とNTTdocomoのFOMA回線です。
 
ケーブルというケーブルを最小限までなくした、
とてもすっきりしたシステムを構築することができました。
監視機器の増設、移設、そして撤去も
他の機器類との影響を気にすることなく思いのままです。

2020年の現在もメンテナンスをおこないながら、このシステムは稼働中です。
 
メッセージボード、受信機、
警報装置。
とてもコンパクトです。
落石用ワイヤーセンサー、
送信機。
法面に強固な支柱を立て、
ワイヤーを渡しています。
 
警報作動時は、
迂回路への通行を促す
メッセージが流れます。
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